手元を見ずに絵を描こう
本を読み進めていくと、次は手元を一切見ずに自分の手のしわを描くという課題が出ました。

これは輪郭線を明確に認識するための課題みたいです。

紙と鉛筆、タイマーを使ってひたすら自分の手だけを見つめて描いていきます。
これが思っていた以上に不快感というか、自分の書いているものが見えない不安が大きいんですね。
ですが、セットしたタイマーが鳴るまで絶対に紙を見てはいけません。紙を見たら、せっかくの作業が台無しになってしまいます。
どうしてこんなことをしているかというと、左脳を疲弊させて右脳で絵を描くことに慣れるためだそうです。
そしてこの、左脳から右脳に切り替えて見ることに慣れていくと、だんだん自分の意志でスムーズに切り替えていくことができるようになり、画家の目を持つことへつながっていくみたいです。
実践した結果
手元を見ていないだけあってぐちゃぐちゃで本当にこれは自分の手なのか?という気持ちになりますね!
描いている最中、本当に本当に嫌で仕方がありませんでした。そわそわして落ち着かないし、なんでこんなことしてるんだろう?という気持ちにもなりました。
ですが、観察するものを変えて何度も繰り返しているうちに、その感覚も消えて見ることに集中している自分がいました。
これがいわゆる左脳から右脳へ切り替わった瞬間、ということなのでしょうか?
本では、この課題をこなすのとこなさないのとでは成長に大きく差が出たそうです。
つまり、一見何の意味がなさそうなこの課題も、やっぱりこなすことが一番みたいです。
実際、私もこうして切り替えの瞬間の自覚を明確に感じることができました。
本日のまとめ
やりたくないことをやると、脳は成長していく! *個人差があります。
不安に思っても課題を続けていくと、すっと不安が消えて集中する時が来ます。きっとそれが脳の切り替わる瞬間です!
早く課題をこなして、私も画家の目を持って世界を見てみたいですね。
では、よろしければまた次の記事でお会いできることを楽しみにしています。
ありがとうございました!
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